第二回目は、エレキギターの王様であるFender ストラトキャスターの紹介をしていきます。
エレキギターに詳しくない人でも、エレキギターとは何かを想像した時に大体思い浮かべるのがストラトキャスターではないでしょうか。
シングルコイル型ピックアップが3つ搭載された、ソリッドタイプのギターです。
Fender社代表のレオ・フェンダーらによって開発されました。
今ではエレキギターの王様として世界中のギタリストに愛されているストラトですが、実はかつて製造中止になりかけるほど人気のないギターでした。
世界最強のロック・ギタリストと言っても過言ではない、ジミ・ヘンドリックスがストラトを使って爆音のギターソロを奏でてから人気が出て、製造中止されることはなくなったというエピソードがあります。
シンクロナイズドトレモロユニットは、サーフミュージック等で軽く音程を揺らすためにレオ・フェンダーは設計したそうなのですが、ジミヘンは激しく音程を揺らして爆撃機の音を再現し、レオ・フェンダーが激怒したというエピソードは有名です。
個人的に、弾いてて一番楽しいのがストラトキャスターです。
音に繊細さがあるため、微妙なニュアンスを磨きたいならストラト が最適だと感じております。
バンドで音を合わせるなら他のギターでも全然良いのですが、例えば激しく歪ませたレスポールを弾いてても5分くらいで次第に飽きてくるんですよね…
その一方でクリーン〜クランチにセッティングしたストラトは本当に弾いていて気持ちよく、気がついたら1時間弾いていたということも普通にあります。
特にフロントとセンターのハーフトーンは、いわゆる鈴鳴りと呼ばれる絶品のサウンドで、一度は味って欲しいと思います。
フェンダー製のアンプは、もちろんストラトキャスターとの相性も抜群で、ガラスのようなキラキラしたサウンドが楽しめますよ。
クリーン〜クランチのサウンドは素晴らしいのですが、その一方でメタルのような激しい歪みはピックアップのパワーが足りないので向いておりません。
ハウリングも激しくなり、あまり現実的な使い方とは言えないでしょう。
サウンドが素晴らしいのに加えて、ストラトは非常に弾きやすい設計がされており、まさに初心者でも上級者でも難なく使うことのできるギターと言えるでしょう。
個人的に最初の一本としてオススメできるストラトは、Fender made in japanのストラトです
価格は10万程度なのですが、プロでも普通に使用できるほどの高いクオリティーなのでこれを最初に買えば10年単位で活躍してくれることとなるでしょう。
特に学生はあまりお金が無く、安物に手を伸ばしがちですが私は最初に良いものを買った方が伸び代があると思います。
というのも、安物は良いサウンドを作るのが大変だからです。
良かったらギターショップでストラトの試奏をしてみてくださいね!
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