日本が世界に誇れるものとして、日本食や自動車を挙げられますよね。
しかし、実はエレキギターも日本が立派に世界に誇れるものです!
数十年前から日本製エレキギターは、世界的のギタリストから高い支持を集めて高評価を受けております。
今回ご紹介したいのは、そんな日本が世界に誇るIbanezのギターです。
現在の日本語表記は「アイバニーズ」ですが、かつては「イバニーズ」と呼ばれていました。
ある程度の年齢の方は、イバニーズという呼び方の方が聞き覚えがあるかもしれませんね。
今やオリジナルモデルのラインナップが中心のアイバニーズ。
1970年代より前は、海外ブランドのコピーモデルとして国内で有名なギターブランドでした。
オリジナルモデル中心のラインナップに本格的に取りかかり始めたのは70年代後半からと言われております。
それ以降は、ARシリーズという全く新しいエレキギターの開発・製作に着手しました。
当時は、まだまだ国産ギターメーカーの多くがコピーモデルを中心に製造していた時代であり、今振り返るとまさに英断だったと言えるでしょう。
1980年代は、まさにヘヴィメタルブームの真っ只中でした。
世界的人気ギタリストであるSteve VaiやJoe Satriani、Paul Gilbertたちとエンドース契約を結び、Ibanezのギターは世界的な人気を不動のものとしました。
また、90年代後半から2000年代に、Ibanezは“7弦ギター”の開発に着手します。
ヘヴィロックやミクスチャーロック系のアーティストから大きな支持を集めることとなりました。
Ibanezのギターはテクニカル系ギタリストから大きな支持を集めております。
それは、圧倒的なプレイアビリティの高さからと言えるでしょう。
Ibanezはブランドらしいモデルを固定することはしません。
しかし、各ジャンルにおいてプレイアビリティを最大限に発揮できるギターを開発し続けてきました。
ボディシェイプだけでなく、ブリッジやピックアップなども自社で開発しています。
他メーカーでは真似できないギターを生み出し続けていると言えるでしょう。
多くのモデルに共通する特徴があります。極薄のネックがその代表格です。
単に薄いだけではなく、しっかりとギターをホールドできるので、テクニカルなプレイの味方になってくれます。
それに加え、指板をフラットにすることで、複雑なリードプレイの助けにもなります。
テクニカル系ギタリストの間では、一度Ibanezのギターネックを使うのが習慣になると他のギターがうまく扱えなくなると言われております。
Ibanezのエレキギターは、プレイアビリティに徹底的にこわだって製作されています。
世界中のテクニカル系ギタリストたちを虜にする、日本を代表するギターブランドの一つと言えるでしょう。
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